(AFP_BB_Newsより)
世界保健機関(World Health Organization、WHO)は9日、2010年までにがんが心臓疾患を抜いて世界第1位の死亡原因になると報告し、特に貧困国で喫煙や高脂肪の食事などが原因でその傾向が強くなると警鐘を鳴らした。
WHOが発表した報告によると、今年新たに世界で約1200万人ががんと診断され、700万人ががんで死亡すると推定される。
また、2030年には推定2000-2600万人が新たにがんと診断され、推定1300-1700万人ががんが原因で死亡するという。
人口の増加とがん患者の増加は、とくにアフリカではがん対策に対する大きな課題として突きつけられている。
がん増加の原因は、主に喫煙、高脂肪の食事、運動不足といった欧米の生活様式が途上国で受け入れられた結果だ。
9日に米アトランタ(Atlanta)で開催された、世界の主要ながん研究機関の会合では、たばこ規制に関する国際条約の設置が呼び掛けられた。
また、米政府に対しては包括的なたばこ規制と、がんワクチンおよび研究に対する投資が求められた。
(ウィキペディアより)
◆がん
悪性腫瘍(あくせいしゅよう、英Malignant tumor)
他の組織との境界に侵入したり(浸潤)、あるいは転移し、身体の各所で増大することで宿主の生命を脅かす腫瘍である。
一般に癌(がん、英Cancer、独Krebs)、悪性新生物(あくせいしんせいぶつ、英Malignant neoplasm)とも呼ばれる。
○語義
「悪性腫瘍(Malignant tumor)」は、一般に「がん(英 cancer、独 Krebs)」として知られているが、病理学的に「癌」というと「癌腫(上皮腫、carcinoma)」のことを指す。
肉腫を含めた悪性腫瘍全般を指すには、ひらがな書きの「がん」が用いられる。
「癌」を表す「英 cancer」は、かに座(cancer)と同じ単語であり、乳癌の腫瘍が蟹の脚のような広がりを見せたところから、医学の父と呼ばれるヒポクラテスが「蟹」の意味として名づけたと言われている。
漢字 の「癌」は病垂と「岩」の異体字である「嵒」との会意形声文字で、本来は「乳がん」の意味である。触診すると岩のようにこりこりしているからで、江戸期には「岩」と書かれた文書もある。
有吉佐和子の小説「華岡青洲の妻」には、乳がんを表す「岩(がん)」ということばが頻出する。
「悪性腫瘍」は「悪性新生物」とも呼ばれ、malignant neoplasmの訳語として作られた言葉で、malignant「悪性の」、neo「新しく」、plasm「形成されたもの」を意味する。


